2014年 05月 06日
生きている不思議 |
若き童話作家 ゆき有生さんからメールを頂いて、
木村弓の弾き語り動画が添付されていました。
あの「千と千尋の神隠し」で繰り返し聴いた音です。
いま、何年も経って、同じ歌に魅せられます。
生きている不思議
死んでゆく不思議
そんなフレーズが私の心を突き刺しました。
素晴らしいライアーの弾き語りです。
ここは敢えて、
ナターシャ グジーの演奏動画をアップしたいと思います。
この画像もかつて何度も聴き、見たものです。
しかし、
感じ方も月日の流れとともに変わるものだなぁというのが実感。
また何年かして耳を傾けると、新たな感情が生まれそうな歌です。
ナターシャグジーの横顔
ウクライナ生まれ。
ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務し
ていたチェルノブイリ原発で爆発事故が 発生し、原発からわず
か3.5キロで被曝した。
命令に従って村を離れて避難先を転々とする。
彼女の育った村は土の下に消えた。
木村弓の弾き語り動画が添付されていました。
あの「千と千尋の神隠し」で繰り返し聴いた音です。
いま、何年も経って、同じ歌に魅せられます。
生きている不思議
死んでゆく不思議
そんなフレーズが私の心を突き刺しました。
素晴らしいライアーの弾き語りです。
ここは敢えて、
ナターシャ グジーの演奏動画をアップしたいと思います。
この画像もかつて何度も聴き、見たものです。
しかし、
感じ方も月日の流れとともに変わるものだなぁというのが実感。
また何年かして耳を傾けると、新たな感情が生まれそうな歌です。
ナターシャグジーの横顔
ウクライナ生まれ。
ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務し
ていたチェルノブイリ原発で爆発事故が 発生し、原発からわず
か3.5キロで被曝した。
命令に従って村を離れて避難先を転々とする。
彼女の育った村は土の下に消えた。
by sidediscussion
| 2014-05-06 06:30
| 音楽
|
Comments(6)
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vimalakirti at 2014-05-06 10:36
すぐに戻るといわれて何も持たずに家を離れ、そのまま帰られなかった...。
ナターシャさんの体験とこの歌声、ほんとうに「いつも何度でも」ですね。
福島はわずか3年で、忘れさせられようとしている、恐ろしいことです。
ナターシャさんを思い出させてくださって、ありがとうございます。
ナターシャさんの体験とこの歌声、ほんとうに「いつも何度でも」ですね。
福島はわずか3年で、忘れさせられようとしている、恐ろしいことです。
ナターシャさんを思い出させてくださって、ありがとうございます。
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sidediscussion at 2014-05-06 14:05
vimalakirtiさま
哀しみを含んだ声ですね。 国家に故郷も家もいっさいを理不尽にうばわれた人がせつせつと唄うと、こころに響きます。 「いちも何度でも」
福島の人たちも同じ哀しみ苦しみ辛さをしておられて、東京ではのうのうと電気を使っていたという罪悪感が重くのしかかります。
こちらこそコメントありがとうございます。
哀しみを含んだ声ですね。 国家に故郷も家もいっさいを理不尽にうばわれた人がせつせつと唄うと、こころに響きます。 「いちも何度でも」
福島の人たちも同じ哀しみ苦しみ辛さをしておられて、東京ではのうのうと電気を使っていたという罪悪感が重くのしかかります。
こちらこそコメントありがとうございます。
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marsha
at 2014-05-06 16:56
x
美しく 清らかなな美貌と歌声、哀調を帯びているのは 原発事故で 突然 総てを失った 悲しさが 顕われているのですね。
福島と二重写しになります。 福島の方達は どんな思いで 日々を送られているのでしょう。 日本政府と 産業界は 酷いですねー。福島の現実を知り乍ら 素知らぬ顏で 原発推進、再稼動と、
全く怒り心頭です。 人類の敵です。
福島と二重写しになります。 福島の方達は どんな思いで 日々を送られているのでしょう。 日本政府と 産業界は 酷いですねー。福島の現実を知り乍ら 素知らぬ顏で 原発推進、再稼動と、
全く怒り心頭です。 人類の敵です。
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sidediscussion at 2014-05-06 18:52
marshaさま
哀しいし、美しいですね。 パんドウラという楽器の音色も哀調帯びてますね。
人類の敵なるひとが大きい顔して、フランスでも新しい原発技術の共同開発協定しました。 馬鹿じゃぁないですか。 どんなに技術がかりにすすんでも、放射能は飛び散る、使用済み燃料の捨て場もない。 何万年も放射能は残る。もうこんな簡単な理由は小学生低学年でも分かりますよね。 ホント、何度もいいたい。人類の敵です。
今日は寒くなかったですか。 暖かい火がないと過ごせない一日でした。 風邪ひかれませぬように。
哀しいし、美しいですね。 パんドウラという楽器の音色も哀調帯びてますね。
人類の敵なるひとが大きい顔して、フランスでも新しい原発技術の共同開発協定しました。 馬鹿じゃぁないですか。 どんなに技術がかりにすすんでも、放射能は飛び散る、使用済み燃料の捨て場もない。 何万年も放射能は残る。もうこんな簡単な理由は小学生低学年でも分かりますよね。 ホント、何度もいいたい。人類の敵です。
今日は寒くなかったですか。 暖かい火がないと過ごせない一日でした。 風邪ひかれませぬように。
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mi-mamam1 at 2014-05-06 20:55
この歌、3.11の前の年だったと記憶していますが、ライアーの伴奏でステージで歌ったことがあります。クリスマスコンサートでした。言葉をメロディに乗せるのが、日本人でも難しい(私には難しかった)曲です。本当に苦労した曲で、私はその後歌うことはありませんでした。外国の方が見事に歌われていることにまず敬服します。そして、芸術として観賞の域に達していること、プロとアマの違いはここにありますね。耳を澄ませて聴きました。
人を救うのは、芸術かもしれません。民衆の力は音楽や口承文芸に託されてきました。そこに光を見る思いが致します。
人を救うのは、芸術かもしれません。民衆の力は音楽や口承文芸に託されてきました。そこに光を見る思いが致します。
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sidediscussion at 2014-05-07 09:21
mi-mamaさま
自分が唄うには難しい唄ですね。 ウクライナの女性が日本でパンドウラを爪弾きながら、日本語で唄う。 彼女の世界を作っていますね。
木村弓さんも作曲者だから、素晴らしい表現ですが、この歌手は外国人として、被爆者として、表現者として完璧だと思います。これぞ芸術ですね、おっしゃるように。 芸術に光を求めましょう。
自分が唄うには難しい唄ですね。 ウクライナの女性が日本でパンドウラを爪弾きながら、日本語で唄う。 彼女の世界を作っていますね。
木村弓さんも作曲者だから、素晴らしい表現ですが、この歌手は外国人として、被爆者として、表現者として完璧だと思います。これぞ芸術ですね、おっしゃるように。 芸術に光を求めましょう。