2017年 02月 14日
日本文化 |
この包装紙ひとつ取っても、和の美です
日本の文化が外国人に愛されて、観光客が増えていても、彼らが見たり知ったりする日本文化は、その表層だけ。しかも、嘆かわしいが、外国人用に変化したニセ日本文化もあります。
「日本文化」という科目をハンガリーの大学で担当していたが、一体、私がどれだけ深層を伝えることができたか。
あまりにも伝えたいことは多岐にわたります。
お雛様に因んだ和のもの、干菓子を頂きました。
包装紙を開ける時から和の香りが凝縮しています。
人からプレゼントをもらったら、包装紙を破るように乱暴にとり去り、中身を見る何処か?の国民には理解されない文化ですかしら。
愛でています。
しばらくは、食べられません。
和三盆の説明が付いています。
永い歴史と職人の技術が今に伝えられていると言う。
寛永年間 1789 〜 1801に確立した讃岐の国(香川県)で向山周慶によって、酒絞りの方法を応用して苦心の末に生まれた純日本産の白砂糖と説明があります。
その解説に使われている紙も梅の透かし文様です。
プレゼントをくださった方に感謝しながら、豊かな文化を伝える品を愛でています。
by sidediscussion
| 2017-02-14 10:59
|
Comments(4)
Commented
by
Yunico
at 2017-02-14 13:17
x
京都の染色家が日本の色彩についてエッセイを書いていましたがもうその名前からしてゆかしいですね。私には名前からは思い浮かばない色もありますが藍一つ取り出しても色味に合わせてそれぞれ相応しい名が付いています。古典を読まない私でも清少納言の四季の描写や源氏物語の衣装選びのくだり、文を送る時の質感と色彩にはもうワクワクしますもの。神経の細かさ心配り。本当に色彩一つとっても和の美しさは言い尽くしがたいです。風情というものがだんだん形を変えていっている様です。でも正しい日本の美しさ・良さは子々孫々に伝わってほしいです。
あっ!でも室町時代からですね侘び寂びは、日本人は結構極彩色も好きだったのでしょうね、願う極楽浄土は絢爛豪華の色彩ですから。そういえばギリシャ彫刻も本来極彩色でしたね。文化も歴史も生き物でしょうか、それだとしたらよほど上手に料理しなくては。
あっ!でも室町時代からですね侘び寂びは、日本人は結構極彩色も好きだったのでしょうね、願う極楽浄土は絢爛豪華の色彩ですから。そういえばギリシャ彫刻も本来極彩色でしたね。文化も歴史も生き物でしょうか、それだとしたらよほど上手に料理しなくては。
0
Commented
by
sidediscussion at 2017-02-14 14:44
Yunico様
Yunico様のコメント自体が色彩に造詣が深い方と感じますよ。
歌舞伎の衣装の説明でもイヤホンで解説聞いてると、細かに説明がある時があります。すぐ忘れますが、笑、それでも色彩の名称ひとつ取っても奥ゆかしさを感じさせます。好きです。やまと言葉は表現がたおやかでいいですね。漢字表現もも奥深い。
日本は四季があり。季節から季節に移ろう中でいろんな色を感じたのでしょうか。和服の染や織物にも色々ありすぎて、知らないことばかりです。
Yunico様のコメント自体が色彩に造詣が深い方と感じますよ。
歌舞伎の衣装の説明でもイヤホンで解説聞いてると、細かに説明がある時があります。すぐ忘れますが、笑、それでも色彩の名称ひとつ取っても奥ゆかしさを感じさせます。好きです。やまと言葉は表現がたおやかでいいですね。漢字表現もも奥深い。
日本は四季があり。季節から季節に移ろう中でいろんな色を感じたのでしょうか。和服の染や織物にも色々ありすぎて、知らないことばかりです。
Commented
by
marsha
at 2017-02-14 21:10
x
北の金正男がマレーシアで暗殺された模様。
詳しいことは未だ分かりませんが、とうとう追っ手に捕まった模様。
詳しいことは未だ分かりませんが、とうとう追っ手に捕まった模様。
Commented
by
sidediscussion at 2017-02-14 21:44