2008年 04月 10日
老婦人にも春が |
道を歩く老人の顔が険しいと感じたのは、この国に来た直後だった。 少ない年金、高騰する光熱費。 日本の光熱費よりはるかに高い。 どうやって暮らしているのかと思ってしまう。
老夫婦がふたりしっかりと支えあって歩く姿、老婦人がふたり腕を組んで歩く姿をよくみかけるが、皺の深さよりむしろ顔元が険しいのが目立つ。
そんな老人たちが歩く上から、花吹雪が舞っている。
春は誰にも等しく来るが、生活は平等ではない。
買ったのだろうか、お墓参りでもするのだろうか、籠に花束を入れている。
貧富の格差が激しいハンガリーだ。 高齢者の苦悩の日々が察せられる。
by Sidediscussion
| 2008-04-10 01:53
| ハンガリー
|
Comments(8)
ホンとなかなかのタレントさんだと思います。 何事も極めるのは無限の業だから中途半端はじゃなくて中途立派ですよ。 心豊か精神的満足と物理的豊かさの現実を実感するとそのアンバランスが恐ろしい、わたくしごとです。
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年をとるほど、今がいちばんいいといいたいものです。
ええ、沖縄3日の旅でうんと疲れてしまいました。生あくびばかり。
顔は涙でグシャグシャです。
でもさんご礁特有のコバルト色のゴミひとつないチュラ海でした。
マブニの丘にできた平和公園に礎(イシジ)を見たのは初めてでした。
24万人の戦没者の名が黒い大理石に刻んであり、住民、日本軍
アメリカ兵の名もずっと奥にあるのです。女性の名が多く、
カマドさん、ウシさんという名が多かったのは、真に迫るものがありました。日本、ハンガリー間を行き来なさる小国様の若さはすばらしい
です。どうぞ大切に、ご活用くださいませ!
ええ、沖縄3日の旅でうんと疲れてしまいました。生あくびばかり。
顔は涙でグシャグシャです。
でもさんご礁特有のコバルト色のゴミひとつないチュラ海でした。
マブニの丘にできた平和公園に礎(イシジ)を見たのは初めてでした。
24万人の戦没者の名が黒い大理石に刻んであり、住民、日本軍
アメリカ兵の名もずっと奥にあるのです。女性の名が多く、
カマドさん、ウシさんという名が多かったのは、真に迫るものがありました。日本、ハンガリー間を行き来なさる小国様の若さはすばらしい
です。どうぞ大切に、ご活用くださいませ!
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Sidediscussion at 2008-04-10 13:27
michyさま
中途立派ですか。 いや、中途諦めですよ。
この国に来る前に、前ハンガリー大使にお目にかかり食事を共にさせていただきましたが。 やはり、自分が置かれている場から、物事や人をみるので、多分全く違うハンガリーを見ていると思います。数字をみて国の状況を測るのではなく、 歩いて、バスに乗って、ごく普通の人々の中にいると、人々の持つ哀感が少しは分かるような気がします。
中途立派ですか。 いや、中途諦めですよ。
この国に来る前に、前ハンガリー大使にお目にかかり食事を共にさせていただきましたが。 やはり、自分が置かれている場から、物事や人をみるので、多分全く違うハンガリーを見ていると思います。数字をみて国の状況を測るのではなく、 歩いて、バスに乗って、ごく普通の人々の中にいると、人々の持つ哀感が少しは分かるような気がします。
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Sidediscussion at 2008-04-10 13:32
km様
沖縄からお帰りなさい。 沖縄は、日本国の継子のような扱いを受け、沖縄人はある意味差別され、そしていまもなお基地があり、複雑な問題をかかえているのに、海と空は透き通るように美しいと感じたのが私の沖縄訪問感想でした。
お疲れが早くとれて、次のご旅行計画に向かってください。
沖縄からお帰りなさい。 沖縄は、日本国の継子のような扱いを受け、沖縄人はある意味差別され、そしていまもなお基地があり、複雑な問題をかかえているのに、海と空は透き通るように美しいと感じたのが私の沖縄訪問感想でした。
お疲れが早くとれて、次のご旅行計画に向かってください。
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ヤング
at 2008-04-10 16:48
x
昔、多羅尾伴内って片岡千恵蔵がやっていましたが(歳がばれそう)、姐さん、ひょっとして?ある時は詩人、またある時はカメラマン、云々・・・・して、その正体は・・画家なんでぇってね。それにしてもこの国の老人達にいつも哀しさを見続けていますね。
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Sidediscussion at 2008-04-10 18:38
ヤング先輩
片岡知恵蔵なんて口にしたらダメじゃぁないですか。 その正体は?って、なにやっても中途半端が売り物です。
自分が老人の範疇に入っていて、豊ではないので、他人ごととは思えない部分があります。
片岡知恵蔵なんて口にしたらダメじゃぁないですか。 その正体は?って、なにやっても中途半端が売り物です。
自分が老人の範疇に入っていて、豊ではないので、他人ごととは思えない部分があります。
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逸子。
at 2008-04-11 01:10
x
私は 彫りの深い顔だと 年取ってから 怖い顔になるのかと思っていた
のですが やっぱり生活の厳しさでしょうか。 良く観察しておられるから
良い 絵がかける。 生活が 厳しいのは気の毒ですが ひとごとでない気もする。
のですが やっぱり生活の厳しさでしょうか。 良く観察しておられるから
良い 絵がかける。 生活が 厳しいのは気の毒ですが ひとごとでない気もする。
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Sidediscussion at 2008-04-11 05:53
逸子様
身なりがよくて、品よくおしゃれしている老人は何故か輝いていて、顔がゆったりと穏やかです。 今日、美しい田舎の村であった老人は、とても穏やかなおっさん顔でした。 貧しい老人には形ではなく、生活の蔭が出ていると思っています。
身なりがよくて、品よくおしゃれしている老人は何故か輝いていて、顔がゆったりと穏やかです。 今日、美しい田舎の村であった老人は、とても穏やかなおっさん顔でした。 貧しい老人には形ではなく、生活の蔭が出ていると思っています。